昨日はいきなりすごい人とお食事をした。
通常の休みがズレにズレ込んででなんと金曜日に休みを取れることに。 その休みを知っていたかのようにすごい人、楠田氏からメールが届き、うまい具合に初のプライベートダイニングに!!すごいと言うか、楽しみな人と言うべきか・・・ なんだか誘ったのはわたしなので、接待かー!と思い、以前から行きたいなぁーと思っていたお店、Ryori-gentenというお店を選びました。 秋田は角館というところで開業されていた高橋氏が銀座に招かれ去年の12月頃にオープンしたお店。同じ頃の銀座と言えば、BEIGE TOKYOがあります。 オープンする前から注目店だったこのお店は、エルブリやPガニエールの技法を取り入れたヌーボージャポネ、あるいはヌエバ・ハポネスという感じでしょうか。 楠田氏はNZにお住いなので、海外での生活、それも在米で無い限り、なかなか本物に近い和食を食べることがないという理由で和食を選びました。 明るい店内にわれわれが入店したときにはゲストが2組。帰る頃には満席になっておりました。レセプションは女性でしたが、サービスの担当者は年配の男性で、お店が銀座にあるので合わせてあるようなスタッフ配備でした。男性はオールバックに髪をまとめており、きびきびとはいかないですが、無駄のない動きで、慣れているなぁと思わせる動きと口調です。良いんではないでしょうか。たまに女性が運んできて、お皿の説明をするときはなんとなく、和らぐ感じが出てて、良かったような。 気になった点は・・・、ワインリスト。 ドリンクリストでも言うべき一枚の見開きのリストには左半分にグラスワインを含むワインリスト。右半分にはビール、地ビール、日本酒、カクテルなど。和を洋に見立てるお料理にあのワインの品揃えはがっかり。きちっと揃えてもらえるといいなぁ。もちろん、フランス、スペイン、新世界。その他には日本のワインもあるべきでしょー その後、西麻布へ移動するため日比谷線の電車の中で、最後に飲みたいワインは何?論議になり、いろいろ面白い意見を交わしました。わたしが最後に飲みたいのは神様の創ったワイン。過去に1度だけ飲んだことがあるのですが、それは彼が作った村名ワイン。それでも素晴らしく、彼独特の片鱗をわたしはなんとか感じたものでした。LAで買ったのでそんなに高くはなかったですが、日本で考えると凄い金額なんだろうなぁ。でも最後に飲みたいのはクロ・パラントゥロー。 わたしは飲んだことがないのですが、飲んだことがある楠田さん曰く、個性があるのに押しすぎず、出しゃばらない、一歩引いた上品さ漂うワイン。なのに、一度飲んだら忘れることができないくらいインパクトが強く、アタックもあるのに余韻が長く尾は引くけども控えめ。力任せでないところなんてまさしく、、、わたし好みです。 そして、楠田さんが最後に飲みたいワインはドイツ、モーゼル産のリースリングだそうです。へ?リースリング???と思いましたが、リースリングというぶどう品種は一番人の手に頼らない、自然任せで育つ品種だそうです。それゆえ、地球、大地の味を反映しており、今わの際にはふさわしいのではないかと・・・。 僕が住んでいた地球を感じながら最後を…という意味なんでしょうかねー。味も品種も高貴なワインですね。ドイツで醸造学を学んだだけではなく、いろんなことを吸収されており、話がもりあがった。 その他にもBIOワインに関して、お互いトークし合い、見解の違いや合意点などを確認しました。意外と好みが似てるのに共感を持てて嬉しかった電車移動でした。毎日の出勤もこんなに有意義に過ごせればいいのになぁ~ to be continued....April Fool 2
by marcbleu
| 2005-04-03 02:24
| gastronomico
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